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 令和元年10月6日、西本願寺・熊本別院に於いて、善教寺秋季彼岸会が、厳かに勤修されました。
 
 
  
 お勤めの後、住職の西守より『親さまに照らされて』という題のご法話がありました。
 ご讃題は
 “釋迦弥陀は慈悲の父母
 種々に善行方便し
 われらが無上の信心を
 発起せしめたまひけり”…
 母親と阿弥陀さまの慈しみに関するお話で、母親も、阿弥陀さまも、常に私を見て
 下さっているが、私は時々しか母親も、阿弥陀さまも見ない。
 そんな私にでも、親さまの救いの光に常に照らされている、という内容のお話でした。
 
 
  
 続いて、本願寺派布教使の古川さなえ師によるご法話です。
 タイトルは『仏の御恩に報いる』で、ご讃題は
 “弥陀の名号となへつつ
 信心まことにうるひとは
 憶念の心つねにして
 仏恩報ずるおもひあり”
 
 なぜお寺に参るのか、なぜ善教寺はお寺を再建しなければならないのか、という答えを、蓮如上人の機法一体というお言葉から説かれました。
 寺に参ることで合わさらなかった手が合わさる。仏のご恩を感じたとき、何かせずにはおれない心が生まれる。
 ご先祖方が守り伝えてくださった善教寺を次の方へと伝えていけるよう、共に歩んで参りましょう、と、熱くお話頂きました。
 
 ご門徒さま達も興味深く聞き入っていました。
 
 
  
 今回もたくさんの方達が集まり、とても楽しい彼岸会となりました。
 ご参加頂きました皆様、そして古川さなえ先生、ありがとうございました。
 
 次回、親鸞聖人の御命日をお勤めする『御正忌報恩講』を令和2年1月19日に
 同じく西本願寺・熊本別院にて勤修致します。
 詳細は追ってこのホームページにてお知らせ致します。
 どなた様もお気軽にご参加下さい。
 合掌
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